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校長室だより 第14号
平成26年8月28日(木)

2学期始業式

 おはようございます。いよいよ9月。

 9月といえば、市高生の自主性とエネルギーが爆発する月ですね。

 白鷺祭に向けて、生徒会、実行委員会コアの皆さん、応援団の皆さん、夏の間準備に余念がありませんでしたね。体育祭では、くれぐれも怪我のないようにがんばってください。

 3つの団に、エールを送ります。

 お話しする機会があまりないので、今日は白鷺祭が終わった先のことについてお話します。

 「始める」ということと「19番目の青春」について。

 先日、学校説明会がありました。生徒会、合唱部、ダンス部が協力してくれましたが、1850人の方がいらしてくれました。

 学校説明会では私はいつも次のようなことを話します。「市高生はけじめのつけ方は凄い。白鷺祭での市高生は、自ら参加して、協力して、行動して、一人ひとりの心の中に、思い出という大きな成果を残して、終わったらきっぱり勉強モードに突入できる力を持っている。」と。

 思いっきり楽しんだ後は、なりたい自分を目指して、自分に相応しい学問を始めましょう。

 最近、「力」がつくタイトルの本が多いですね。

 1998年の「老人力」が始まりらしいのですが、その後「鈍感力」「伝える力」「悩む力」「聞く力」「断る力」など、生き方についての本が多い。

 超セルフマネジメントの時代、超自己コントロール時代の副産物なのでしょうか。

 昔はお年寄りや地域の方々が、心のふれあいによって教えてくれた「生きる知恵」が、今はHOW TO本になっているということなのでしょうか。

 いろいろな力はセルフコントロールできる、それができないのは自己責任だということなのでしょうか。

 私は最近、「心の力」と「始める力」を読みました。

 日々の自己管理の積み重ねが自分の人生を左右するのは事実だし、本からヒントを得るのはいいけれど、あまり影響を受けないほうがいいのかなとも思いました。

 「はじめる力」からヒントをもらいました。 皆さんのために、まとめておきました。

 学びを始める力。

  その@ 始めは、不安になるくらい小さな一歩から始める。今の勉強時間+5分から。
     
  そのA やりたいことを実現させるためには、必要なことをいくつかの行動に分解する。
ゴールを沢山創って、達成感を味わう。
     
  そのB 環境が大切。環境を整える。始めよう、続けようということを邪魔するものを封じ込める勇気を持つ。
今のような情報化時代はインターネット、ライン、ツイッター、オンラインゲーム、やりだしたらとまらないものを、封じ込める。無理をしない。今の時間+5分から始める。
     
  そのC 始めることと続けることはセット。習慣にする。人生は習慣が作る。
習慣になったら、少しずつハードルを上げていく。

 そして、19番目の青春。

 高校野球では大阪桐蔭が優勝しましたね。甲子園ではベンチに18人しか入れない。19人目の青春を追う番組がありました。陰からベンチの部員を支える素晴らしい少年の話でした。野球に限らず、「次位の人」は必ず居ます。どんな部活でも、レギュラーになれない人がいる。入試でも、補欠の人が居る。第一希望にぎりぎり合格できない人もいる。

 なりたい自分になるために努力しても、思い通りにならないことが人生には沢山あります。

 大切なのは、思いが叶わないとき、どのようにそれを乗り越えるかということです。へこたれてしまうのか、不平ばかり言っているのか、人のせいにするのか。次の目標を見つけてもっと頑張ろうと思えるのか、自分を信じてなりたい自分への他のアプローチの仕方を模索するのか。それによってその人の価値がきまる、その人のこれからの可能性が決まるのです。

 市高生には、自分を信じる力があります。

 後夜祭の花火を見ながら、明日からの小さな一歩を、一人ひとりの心の中で誓ってください。


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